2020年過去問(完)


Contents

2020  労働基準法・労働安全衛生法[問1]

~~~問題文~~~

労働基準法第10条に定める使用者等の定義に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A「事業主」とは、その事業の経営の経営主体をいい、個人企業にあってはその企業主個人、株式会社の場合は、その代表取締役をいう(✖)株式会社の場合は、その法人をいう

B 業務を行う体制が、課と係で構成され、管理者として課長及び係長が配置されている場合、係長は課長の配下になることから、係長に与えられている責任と権限の有無にかかわらず、係長が「使用者」になることはない。(✖)係長の責任と権限の範囲で「使用者」になる

C 業務を行う体制として課で、課が所掌する日常業務の大半が課長権限で行われていれば、課長がたまたま事業主等の上位者から権限外の事項について命令を受けて単にその命令を部下に伝達しただけであっても、その伝達は課長が使用者として行ったこととされる。(✖)命令を伝達しただけが明らかなら✖

D 下請負人が、自身雇用する労働者の労働力を自ら直接利用し、当該業務を自己の業務として注文主から独立して処理するものである限り、注文主と請負関係にあると認められるから、下請負人が作業に従事することがあっても、労働者ではなく事業主である。(〇)

E 派遣労働者が派遣先の指揮命令を受けて労働する場合、その派遣中の派遣労働者の使用者は、当該派遣労働者を送り出した派遣元の管理責任者で、派遣先の指揮命令権者は使用者はならない。(✖)なる



~~~解答群~~~
A ✖
B ✖
C ✖
D 〇
E ✖

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2020 労働基準法・労働安全衛生法【問2]

~~~問題文~~~

労働基準法に定める監督機関及び雑則に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 法令等の周知義務で、労働基準法、同法に基づく命令及び就業規則は、その要旨を労働者に周知させればよい。(×)「全文」を労働者に周知させる

B 用者は、労働基準法(時間外及び休日の労働)に規定する協定及び高度プロフェッショナル制度労使委員会に規定する決議の周知は、対象労働者に対してのみ義務付けられている。(全ての労働者に周知

C 労働基準監督官は、労働基準法違反の罪について司法警察官の職務を行うほか、法に定める賃金並び時間外、休日深夜の割増賃金の不払について、事業主の財産を仮に差し押さえる職務を行う。(×)労働基準監督官は差し押さえまでは、しない

D 労働基準法及びこれに基づく命令に定める許可、認可、認定又は指定の申請書は、各々2通これを提出しなければならない。(

E 使用者は、事業を開始した場合又は廃止した場合は、遅滞なくその旨を労働基準法施行規則の定めに従い所轄労働基準監督署長に報告しなければならない。
廃止の報告は規定されていない

~~~解答群~~~
A ✖
B ✖
C ×
D 〇
E ✖

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2020  労働基準法・労働安全衛生法[問3]

~~~問題文~~~

労働基準法に定める危険有害業務の就業制限に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 使用者は、女性を30キログラム以上の重量物を取り扱う業務に就かせてはならない。(〇)

B 使用者は、女性を、さく岩機、鋲打機等身体に著しい振動を与える機械器具を用いて行う業務に就かせてはならない。(妊娠中の女性及び産後1年を経過しない女性は「ならない」

C 使用者は、妊娠中の女性をつり上げ荷重が5トン以上のクレーンの運転業務に就かせてはならない(〇)

D 使用者は、産後1年を経過しない女性を、高さが5メートル以上の場所で、墜落により労働者が危害を受けるおそれのある場所における業務に就かせてもよい。妊娠中の女性はダメでも産後はOK

E 使用者は、産後1年を経過しない女性が、動力により駆動される土木建築用機械の運転の業務に従事しない旨を使用者に申し出た場合、その女性を当該業務に就かせてはならない。

~~~解答群~~~
A 〇
B ✖
C 〇
D 〇
E 〇

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2020  労働基準法・労働安全衛生法[問4]

~~~問題文~~~

労働基準法の総則(第1条~第12条)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 労働基準法に定める「国籍」を理由とする差別の禁止は、日本人労働者と日本国籍をもたない外国人労働者との取扱いに関するものであり、無国籍者や二重国籍者も含まれる。(

B 法に定める「精神又は身体の自由を不当に拘束する手段」の「不当」とは、本条の目的に照らし、かつ、個々の場合において、具体的にその諸条件をも考慮し、社会通念上是認し難い程度の手段をいい、たとえ合法的であっても、「不当」なものとなることがある。である

C 法に定める「何人も、法律に基いて許される場合の外、業として他人の就業に介入して利益を得てはならない。」の「利益」とは、手数料、報償金、金銭以外の財物等いかなる名称たるかを問わず、また有形無形かも問わない。(

D 使用者が、選挙権の行使を労働時間外に実施すべき旨を就業規則に定めて、これに基づいて、労働者の就業時間中での選挙権の行使を請求を拒否した場合には、労働基準法違反に当たらない。違反である(選挙権行使は強力な権利である)

E 食事の供与は、代金を徴収するか否とを問わず、①賃金の減額を伴わないこと、②就業規則等に定められ、明確な労働条件の内容となっている場合でないこと、③食事供与での利益の客観的評価が、社会通念上、僅少なものであること、の3つの条件を満たす限り、原則として、食事の供与を賃金として取り扱わず、福利厚生として取り扱う。

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C 〇
D ×
E 〇

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2020  労働基準法・労働安全衛生法[問5]

~~~問題文~~~

労働基準法に定める労働契約等に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

【質問】
ア  専門的な知識、技術又は経験(以下「専門的知識等」)という高度な厚生労働大臣基準該当の専門的知識等を有する労働者との労働契約は、高度の専門的知識等を必要とする業務に就く場合に限って契約期間の上限を5年とする労働契約が可能となり、当該高度の専門的知識を必要とする業務に就いていない場合の契約期間の上限は3年である。(

イ  労働契約の締結の際に、使用者が労働者に書面により明示すべき賃金に関する事項及び書面について、交付すべき書面の内容としては、労働者の採用時に交付される辞令等であって、就業規則等に規定されている賃金等級が表示されたものでもよい。(

ウ  使用者の行った解雇予告の意思表示は、一般的には取り消すことができないが、労働者が具体的事情の下に自由な判断によって同意を与えた場合には、取り消すことができる。(〇)

エ  使用者は、労働者を解雇しようとする場合において、「天災事変その他やむを得ない事由のために事業の継続が不可能となつた場合」には解雇の予告を除外されるが、「天災事変その他やむを得ない事由」には、使用者の重過失による火災で事業場が焼失した場合も含まれる。(×)含まれない

オ  使用者は、労働者の死亡又は退職時に、権利者の請求があった場合、7日以内に賃金を支払い、労働者の権利に属する金品を返還しなければならないが、この賃金又は金品に関して争いがある場合には、使用者は、異議のない部分を、7日以内に支払い、又は返還しなければならない。

~~~解答群~~~
A 1つ
B 2つ
C 3つ
D 4つ〇
E 5つ

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2020  労働基準法・労働安全衛生法[問6]

~~~問題文~~~

労働基準法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。。

【質問】
A 運転手が2名乗り込んで、1名が往路を全部運転し、もう1名が復路を全部運転することとする場合に、運転しない者が助手席で休息し又は仮眠している時間は労働時間に当たる。(

B 労働基準法に定めるフレックスタイム制を実施する際には、清算期間の長さにかかわらず、同条に掲げる事項を定めた労使協定を所轄労働基準監督署長に届け出なければならない。(✖)清算期間が1箇月以上で届け出

C 「労働時間を延長して労働させることができる時間」に関する「限度時間」は、1か月について45時間及び1年について360時間3か月を超える期間の労働は、1か月42時間及び1年について320時間)とされている。(〇)

D 「使用者が、労働時間を延長し、又は休日に労働させた場合」における割増賃金の支払について、法第33条又は第36条所定の条件を充足していない違法な時間外労働ないしは休日労働に対しても、使用者は割増賃金の支払義務があり、その義務を履行しないときは罰則の適用を免れないのが、最高裁判所の判例である。(〇)

E 使用者は時期を定めて有給休暇付与する場合あらかじめ当該労働者に明らかにした上で、その時季(例えばお盆休み)について労働者の意見を聴かなければならず、これにより聴取した意見を尊重するよう努めなければならない。(〇)

~~~解答群~~~
A 〇
B ✖
C 〇
D 〇
E 〇

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2020  労働基準法・労働安全衛生法[問7]

~~~問題文~~~

労働基準法に定める就業規則等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。。

【質問】
A 慣習等により、労働条件の決定変更につき労働組合との協議を必要とする場合は、その旨を必ず就業規則に記載しなければならない。(×)就業規則に記載は不要

B 就業規則の作成又は変更の際の意見聴取について、労働組合が故意に意見を表明しない場合又は意見書に署名又は記名押印しない場合には、意見を聴いたことが客観的に証明できる限り、労働基準監督署長は、就業規則を受理するよう取り扱う。(〇)

C 派遣元の使用者は、派遣中の労働者だけでは常時10人以上にならずとも、それ以外の労働者を合わせてはじめて常時10人以上になるときは、就業規則の作成義務を負わない。(×)負う

D 1つの企業が2つの工場をもっており、いずれの工場も、使用している労働者は10人未満であるが、2つの工場を合わせて1つの企業としてみたときは10人以上となる場合、2つの工場がそれぞれ独立した事業場と考えられる場合でも、使用者は就業規則の作成義務を負う。(×)負わない

E 労働者が、遅刻・早退をした場合、その時間に対する賃金額を減給は減給制裁の制限を受ける。(×)遅刻・早退をした場合、その時間の賃金は減給でよい

~~~解答群~~~
A ✖
B 〇
C ×
D ×
E ✖

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2020  労働基準法・労働安全衛生法[問8]

~~~問題文~~~

労働安全衛生法の面接指導等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 事業者は、休憩時間を除き1週間当たり40時間を超えて労働させた場合、その超えた時間が1月当たり60時間を超え、かつ、疲労の蓄積が認められる労働者から申出があった場合は、面接指導を行わなければならない。(×)80

B 事業者は、研究開発に係る業務に従事する労働者については、休憩時間を除き1週間当たり40時間を超えて労働させた場合におけるその超えた時間が1月当たり80時間を超えた場合は面接指導を行わなければならない。(×)100時間

C 事業者は、高度プロフェッショナル労働者については、その健康管理時間が1週間当たり40時間を超えた場合におけるその超えた時間が1月当たり100時間を超えるものに対し、労働者からの申出の有無にかかわらず医師による面接指導を行わなければならない。(

D 事業者は、労働安全衛生法に定める面接指導を実施するため、労働者の労働時間の状況を把握しなければならないが、労働時間の規定が除外されている人と高度プロフェッショナル労働者はその対象から除いてもよい。(×)状況把握は高度プロフェショナルの人のみ除外

E 事業者は、労働安全衛生法に定める面接指導の結果の記録を保存。年限は3年と定められている。(×)5年保存

~~~解答群~~~
A ✖
B ×
C 〇
D ×
E ✖

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2020  労働基準法・労働安全衛生法[問9]

~~~問題文~~~

労働安全衛生法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 労働安全衛生法は、同居の親族のみを使用する事業又は事務所、また、家事使用人についても適用なし。(〇)

B 労働安全衛生法は、事業場を単位として、その業種、規模等に応じて、安全衛生管理体制、工事計画の届出等の規定を適用することにしており、この法律による事業場の適用単位の考え方は、労働基準法における考え方と同一である。(〇)

C 総括安全衛生管理者は、必ずしも安全管理者の資格及び衛生管理者の資格がない者でよい(〇)

D 労働安全衛生法は、事業者の責務、機械等の設計者、製造者又は輸入者、建設物の建設者又は設計者、建設工事の注文者等についても、労働災害の発生の防止に資するよう努めるべき責務を有しているとしている。(関係者全員

E 労働安全衛生法は、事業者は、機械等による危険を防止するため必要な措置を講じなければならないとし、その違反には罰則規定を設けているが、措置義務は事業者に課せられ、法人の従業者が違反行為をしたときは、原則として当該従業者は罰則の対象としない
従業員も対象になる

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C 〇
D 〇
E ×

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2020  労働基準法・労働安全衛生法[問10]

~~~問題文~~~

労働安全衛生法に定める安全衛生教育に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 事業者は、常時使用する労働者を雇い入れたときは、当該労働者に対し、業務の安全衛生のための教育を行わなければならない。臨時に雇用する労働者について、同様の教育を行うよう努めなければならない。(×)皆教育

B 事業者は、作業内容を変更したときにも新規に雇い入れたときと同様の安全衛生教育を行わなければならない。(

C 安全衛生教育の実施に要する時間は労働時間と解されるので、当該教育が法定労働時間外に行われた場合には、割増賃金が支払われなければならない。(〇)

D 事業者は、最大荷重1トン未満のフォークリフトの運転の業務も安全衛生のための特別教育を行わなければならない。(

E 事業者は、その事業場の業種が金属製品製造業に該当するときは、新たに職務に就く職長その他の作業中の労働者を直接指導又は監督する者(作業主任者を除く。)に対し、作業方法の決定及び労働者の配置に関し、安全衛生のための教育を行わなければならない。
(〇)

~~~解答群~~~
A ×
B 〇
C 〇
D 〇
E 〇

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2020  労働者災害補償保険法[問 1]

~~~問題文~~~

業務災害の保険給付に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 業務遂行中の負傷であれば、労働者が過失により自らの負傷の原因となった事故を生じさせた場合、それが重大な過失でない限り、政府は保険給付の全部又は一部を行わないとすることはできない。(〇)

B 業務遂行中の負傷であれば、負傷の原因となった事故が、負傷した労働者の故意の犯罪行為によって生じた場合であっても、政府は保険給付の全部又は一部を行わないとすることはできない。(×)

C 業務遂行中の負傷であれば、労働者が過失により自らの負傷を生じさせた場合、それが重大な過失でない限り、政府は保険給付の全部又は一部を行わないとすることはできない。(〇)

D 業務起因性の認められる疾病に罹患した労働者が、療養に関する指示に従わないことにより疾病の程度を増進させた場合であっても、指示に従わないことに正当な理由があれば、政府は保険給付の全部又は一部を行わないとすることはできない(

E 業務起因性の認められる疾病に罹患した労働者が、療養に関する指示に従わないことにより疾病の回復を妨げた場合であっても、指示に従わないことに正当な理由があれば、政府は保険給付の全部又は一部を行わないとすることはできない。
(〇)廃止の

~~~解答群~~~
A 〇
B ×
C 〇
D 〇
E 〇

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2020 労働者災害補償保険法[問 2]

~~~問題文~~~

労災保険に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 船舶が沈没した際現にその船舶に乗っていた労働者の死亡が3か月以内に明らかとなり、かつ、その死亡の時期がわからない場合には、遺族補償給付、葬祭料、遺族給付及び葬祭給付の支給に関する規定の適用については、その船舶が沈没した日に、当該労働者は、死亡したものと推定する。(〇)

B 航空機に乗っていてその航空機の航行中行方不明となった労働者の生死が3か月間わからない場合には、遺族補償給付、葬祭料、遺族給付及び葬祭給付の支給に関する規定の適用については、労働者が行方不明となった3か月経過した日に、当該労働者は、死亡したものと推定する。(×)

C 偽りその他不正の手段により労災保険に係る保険給付を受けた者があるときは、政府は、その保険給付に要した費用に相当する金額の全部又は一部をその者から徴収することができる。(〇)

D 偽りその他不正の手段により労災保険に係る保険給付を受けた者があり、事業主が虚偽の報告又は証明をしたためその保険給付が行われたものであるときは、政府は、その事業主に対し、保険給付を受けた者と連帯してその保険給付に要した費用に相当する金額の全部又は一部である徴収金を納付すべきことを命ずることができる。(

E 保険給付権利者が死亡した場合、その死亡した者に未支給のものがあるときは、その者の配偶者、子、父母、孫、祖父母又は兄弟姉妹であって、その者の死亡の当時その者と生計を同じくしていたものは、自己の名で、その未支給の保険給付の支給を請求することができる
(〇)廃止の

~~~解答群~~~
A 〇
B ×
C 〇
D 〇
E 〇

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2020 労働者災害補償保険法[問 3]

~~~問題文~~~

「厚生労働省令で定める種類の作業に従事する者」は労災保険に特別加入することができるが、「厚生労働省令で定める種類の作業」に当たる次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 国又は地方公共団体が実施する訓練として行われる作業のうち求職者を作業環境に適応させるための訓練として行われる作業(〇)

B 家内労働者又は補助者が行う作業のうち木工機械を使用して行う作業であって、仏壇又は木製若しくは竹製の食器の製造又は加工に係るもの(〇)

C 農業(畜産・養蚕を含む。)における作業のうち、規模の事業場における土地の耕作若しくは開墾、植物の栽培若しくは採取又は家畜(家きん及びみつばちを含む。)若しくは蚕の飼育の作業であって高さが1メートル以上の箇所における作業に該当するもの(×)高さが2メートル以上の箇所

D 日常生活を円滑に営むための必要な援助作業であって、炊事、洗濯、掃除、買物、児童の日常生活上の世話及び必要な保護その他家庭において日常生活を営むのに必要な行為(

E 労働組合等の常勤の役員が行う集会の運営、団体交渉その他の当該労働組合等の活動に係る作業であって、当該労働組合等の事務所、事業場、集会場又は道路、公園その他の公共の用に供する施設におけるもの
(〇)

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C ×
D 〇
E 〇

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2020 労働者災害補償保険法[問 4]

~~~問題文~~~

労災保険法の罰則規定に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

【質問】
ア  事業主が、行政庁から厚生労働省令で定めるところにより労災保険法の施行に関し必要な報告を命じられたにもかかわらず、報告をしなかった場合6月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処される。(〇)

イ  事業主が、行政庁から厚生労働省令で定めるところにより労災保険法の施行に関し必要な文書の提出を命じられたにもかかわらず、提出をしなかった場合6月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処される(〇)

ウ  事業主が、行政庁から厚生労働省令で定めるところにより労災保険法の施行に関し必要な文書の提出を命じられた際に、虚偽の記載をした文書を提出した場合、6月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処される。(〇)

エ  行政庁が労災保険法の施行に必要な限度において、当該職員に身分を示す証明書を提示しつつ事業場に立ち入り質問をさせたにもかかわらず、事業主が当該職員の質問に対し虚偽の陳述をした場合、6月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処される。(

オ  行政庁が労災保険法の施行に必要な限度において、当該職員に身分を示す証明書を提示しつつ事業場に立ち入り帳簿書類の検査をさせようとしたにもかかわらず、事業主が検査を拒んだ場合6月以下の懲役又は30万円以下の罰金に処される。
(〇)

~~~解答群~~~
A 1つ
B 2つ
C 3つ
D 4つ
E 5つ〇

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2020 労働者災害補償保険法[問 5]

~~~問題文~~~

障害等級認定基準についての行政通知によれば、既に右示指の用を廃していた(障害等級第12級の9、障害補償給付の額は給付基礎日額の156日分)者が、新たに同一示指を亡失した場合には、現存する身体障害に係る障害等級は第11級の6(障害補償給付の額は給付基礎日額の223日分)となるが、この場合の障害補償給付の額に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 給付基礎日額の67日分(〇)223-156

B 給付基礎日額の156日分

C 給付基礎日額の189日分

D 給付基礎日額の223日分

E 給付基礎日額の379日分

~~~解答群~~~
A 〇
B
C
D
E

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2020 労働者災害補償保険法[問 6]

~~~問題文~~~

労災保険の特別支給金に関する次の記述のうち、正解はどれか。

【質問】
A 労働者が業務上の負傷又は疾病による療養のため所定労働時間のうちその一部分のみについて労働し、当該労働に対して支払われる賃金の額が給付基礎日額の20%に相当する場合休業補償給付と休業特別支給金とを合わせると給付基礎日額の100%なる。(✖84%(給与20%+補償64%)

支払われない額80% × (休業補償給付60%+休業特別支給金20%) ➡64%

B 業務上負傷した労働者が、療養の開始後3年を経過した日において傷病補償年金受けている場合に限り受けることが決まった時点において、打切補償を支払ったものとみなされ、当該労働者について解雇制限は解除される。(✖)

C 業務上の災害により死亡した労働者Yには2人の子がいる。(当時19歳で同居し生計を維持していた大学生)と(当時17歳、離婚した元妻と同居し養育費を送金されていた高校生) 2人の子は、17歳の子のみ遺族補償年金の受給資格者であり、同順位の受給権者となる(✖)

D 障害補償給付を支給すべき身体障害の障害等級については、同一の業務災害により身体障害が2以上ある場合で、一方の障害が第14級に該当するときは、重い方の身体障害の該当する障害等級による。(×)

E 介護補償給付は、介護費用を支払わないで親族又はこれに準ずる者による介護を受けた場合は支給されないも支給される
(✖)

~~~解答群~~~
A ✖
B ✖
C ✖
D ×
E ✖

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2020  労働者災害補償保険法[問 7]

~~~問題文~~~

労災保険の特別支給金に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 労災保険特別支給金支給の算定に用いる算定基礎年額は、いわゆるスライド率(厚生労働大臣が定める率)が適用される場合でも、算定基礎年額が150万円を超えることはない。(〇)

B 特別支給金の支給の申請は、傷病補償年金又は傷病年金の支給の決定を受けた者は、傷病特別支給金、傷病特別年金の申請を行ったものとして取り扱う。(〇)

C 第三者の不法行為によって業務上負傷し、その第三者から同一の事由について損害賠償を受けていても特別支給金は支給申請に基づき支給され、調整されることはない。(〇)

D 休業特別支給金の支給は、社会復帰促進等事業として行われているものであることから、その申請は支給の対象となる日の翌日から起算して5年以内に行うこととされている。(×)2年

E 労災保険法による障害補償年金、傷病補償年金、遺族補償年金を受ける者が、同一の事由により厚生年金保険法の規定による障害厚生年金遺族厚生年金等を受けることになり、労災保険からの支給額が減額される場合でも、障害特別年金、傷病特別年金、遺族特別年金は減額されない
(〇)

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C 〇
D ×
E 〇

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2020  労働者災害補償保険法[問 8]

~~~問題文~~~

請負事業の一括に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 請負事業の一括は、建設事業又は立木の伐採の事業が数次の請負によって行われるものについて適用される。(×)

B 請負事業の一括は、元請負人が、請負事業の一括を受けることにつき所轄労働基準監督署長に届け出ることによって行われる。(×)自然に

C 請負事業の一括が行われ、その事業を一の事業とみなして元請負人のみが当該事業の事業主とされる場合、請負事業の一括が行われるのは、「労災保険に係る保険関係が成立している事業」についてであり、「雇用保険に係る保険関係が成立している事業」については行われない。(〇)

D 請負事業の一括が行われ、その事業元請負人は、下請負をさせた部分を含め、そのすべてについて事業主として保険料の納付の義務を負い、更に労働関係の当事者として下請負人やその使用する労働者に対して使用者となる。(×)義務を負わない

E 請負事業の一括が行われると、元請負人は、その請負に係る事業については、下請負をさせた部分を含め、そのすべてについて事業主として保険料の納付等の義務を負わなければならないが、元請負人がこれを納付しないとき、所轄都道府県労働局歳入徴収官は、下請負人に対して、その請負金額に応じた保険料を納付するよう請求することができる。
(×)全ての義務は負わない

~~~解答群~~~
A ×
B ×
C 〇
D ×
E ×

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2020 労働者災害補償保険法[問 9]

~~~問題文~~~

労働保険徴収法の継続事業のいわゆるメリット制に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A メリット制においては、個々の事業の災害率の高低等に応じ、事業の種類ごとに定められた労災保険率を一定の範囲内で引き上げ又は引き下げた率を労災保険率とするが、雇用保険率についてはそのような引上げや引下げは行われない。(〇)

B 労災保険率をメリット制によって引き上げ又は引き下げた率は、当該事業についての基準日の属する保険年度の次の次の保険年度の労災保険率となる。(〇)

C メリット収支率の算定基礎に、特別支給金で業務災害に係るものは含める。(〇)

D 令和元年7月1日に労災保険に係る保険関係が成立した事業のメリット収支率は、令和2年度から令和34年度までの3保険年度の収支率で算定される。(×)

E 継続事業の一括を行った場合には、労働保険徴収法第12条第3項に規定する労災保険に係る保険関係の成立期間は、一括の認可の時期に関係なく、一の事業として指定された事業の労災保険に係る保険関係成立の日から起算し、指定された事業以外の事業については保険関係が消滅するので、これに係る一括前の保険料及び一括前の災害に係る給付は、指定事業のメリット収支率の算定基礎に算入しない。
(〇)

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C 〇
D ×
E 〇

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2020 労働者災害補償保険法[問10]

~~~問題文~~~

労災保険の特別加入に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 

【質問】
A 特別加入保険料率は、中小事業主等が行う事業に係る労災保険率と同一の率から、労災保険法の適用を受けるすべての事業の過去3年間の二次健康診断等給付に要した費用の額を考慮して厚生労働大臣の定める率を減じた率(0)である。(〇)

B 継続事業の場合で、特別加入保険料算定基礎額は、特別加入保険料算定基礎額を12で除して得た額に、その者が当該保険年度中に第1種特別加入者とされた期間の月数を乗じて得た額とする。当該月数に1月未満の端数があるときはその月数を切り捨てる。(×)1月とする

C 第2種特別加入保険料額は、特別加入保険料算定基礎額の総額に第2種特別加入保険料率を乗じて得た額であり、第2種特別加入者の特別加入保険料算定基礎額第1種特別加入者のそれよりも原則として低い。(×)同じ

D 第2種特別加入保険料率は事業又は作業の種類にかかわらず、労働保険徴収法施行規則によって同一の率に定められている。(×)別別の率が定められている

E 第2種特別加入保険料率は、第3種特別加入保険料率はその限りではない。
(×)同じ

~~~解答群~~~
A 〇
B ×
C ×
D ×
E ×

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2020  雇用保険法[問 1]

~~~問題文~~~

被保険者資格の得喪と届出に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 

【質問】
A 法人の代表者又は、使用人その他の従業者が、届出の義務に違反する行為をしたときは、その法人又は人に対して罰金刑を科すが、行為者をも罰することはない。(×)

B 公共職業安定所長は雇用保険被保険者資格喪失届の提出があった場合において、被保険者でなくなったことの事実がないと認められた者に対しては通知しないことができる。(×)通知しなければならない。

C 用保険の被保険者が国、都道府県、市町村その他これらに準ずるものの事業に雇用される者のうち、離職した場合に、その日の属する月の翌月の初日から雇用保険の被保険者資格を喪失する。(×)

D 適用事業に雇用された者雇用関係に入った最初の日に被保険者資格を取得する。(〇)

E 暫定任意適用事業の事業主その事業について任意加入の認可を受けたときは、その事業に雇用される者は、当該認可の申請なされた日に被保険者資格を取得する。
(×)

~~~解答群~~~
A ×
B ×
C ×
D 〇
E ×

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2020  雇用保険法[問 2]

~~~問題文~~~

失業の認定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。 

【質問】
A 受給資格者の住居所を管轄する公共職業安定所以外の公共職業安定所が行う職業相談を受けたことは、求職活動実績として認められる。(〇)

B 基本手当の受給資格者が求職活動等やむを得ない理由により公共職業安定所に出頭することができない場合、失業の認定を代理人に委任することができる。(×)できない

C 自営の開業に先行する準備行為に専念する者については、労働の意思を有するものとして取り扱われるられない(×)

D 雇用保険の被保険者となり得ない短時間就労を希望する者であっても、労働の意思を有しない有すると推定される。(×)

E 求人に係る筆記試験と採用面接が別日程で行われた場合、求人への応募が2回あったものと認められる
(×)

~~~解答群~~~
A 〇
B ×
C ×
D ×
E ×

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2020  雇用保険法[問 3]

~~~問題文~~~

基本手当の延長給付に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 訓練延長給付により所定給付日数を超えて基本手当が支給される場合、その日額は本来支給される基本手当の日額と同額である。(〇)

B 特定理由離職者、特定受給資格者又は就職が困難な受給資格者のいずれにも該当しない受給資格者は、個別延長給付を受けることができない(〇)

C その地域における基本手当の初回受給率が全国平均の初回受給率の2倍1.5倍を超え、かつ、その状態が継続すると認められる場合、広域延長給付の対象とすることができる。(×)

D 厚生労働大臣は、全国延長給付を支給する指定期間を超え失業の状況について必要があると認めるときは、当該指定期間を延長することができる。(〇)

E 雇用保険法の給付日数の延長に関する暫定措置である地域延長給付の対象者は、年齢を問わない
(〇)

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C ×
D 〇
E 〇

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2020  雇用保険法[問 4]

~~~問題文~~~

傷病手当に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 疾病又は負傷のため職業に就くことができない状態が当該受給資格に係る離職前から継続している場合には、他の要件を満たす限り傷病手当が支給される支給されない(✖)

B 求職の申込みを行った後、求職の申込みの取消しを行い、その後に疾病又は負傷のため職業に就けない状態となった場合、傷病手当が支給される(✖)支給されない

C つわり又は切迫流産のため職業に就くことができない場合には、その原因となる妊娠(受胎)の日が求職申込みの日前であっても、当該つわり又は切迫流産が求職申込後に生じたときには、傷病手当が支給されない支給される(×)

D 訓練延長給付に係る基本手当を受給中の受給資格者が疾病のため公共職業訓練等を受けることができなくなった場合、傷病手当が支給される(✖)支給されない

E 求職の申込みの時点においては疾病で職業に就くことができる状態にあった者が、その後疾病又は負傷のため職業に就くことができない状態になった場合は、傷病手当が支給される
(〇)

~~~解答群~~~
A ✖
B ✖
C ×
D ✖
E 〇

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2020  雇用保険法[問 5]

~~~問題文~~~

給付制限に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 疾病又は負傷のため職業に就くことができない状態が当該受給資格に係る離職前から継続している場合には、他の要件を満たす限り傷病手当が支給される。(〇)

B 不正な行為により基本手当の支給停止処分を受けた場合であっても、その後再就職し新たに受給資格を取得したときには、当該新たに取得した受給資格に基づく基本手当を受けることができる。(〇

C 公共職業訓練等を受けることを拒んだことにより基本手当の支給停止処分を受けた受給資格者が、給付制限期間中に早期に就業を開始する場合には、他の要件を満たす限り就業手当を受けることができる。(〇)

D 不正な行為により育児休業給付金の支給を受けたとして育児休業給付金に係る支給停止処分を受けた受給資格者は、新たに育児休業給付金の支給要件を満たしたとしても、新たな受給資格に係る育児休業給付金を受けることができないを受けることができる。(✖)

E 不正の行為により高年齢雇用継続基本給付金の給付制限を受けた者は、その後離職した場合に当初の不正の行為を理由とした基本手当の給付制限を受けない
(〇)

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C 〇
D ✖
E 〇

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2020  雇用保険法[問 6]

~~~問題文~~~

雇用保険制度に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 公共職業安定所長は、傷病手当の支給を受けようとする者に対して、指定する医師の診断を受けるべきことを命ずることができる。(〇)

B 公共職業安定所長は、雇用保険法の施行のため必要があると認めるときは、当該職員に、事業主の事業所に立ち入り、関係者に対して質問させ、又は帳簿書類の検査をさせることができる。(〇)

C 失業等給付の支給を受け、不正受給による失業等給付の返還命令又は納付命令により納付をすべきことを命ぜられた金額を徴収する権利は、この権利を行使することができることを知った時から2年を経過したときは、時効によって消滅する。(✖)

D 失業等給付に関する処分について審査請求をしている者は、審査請求をした日の翌日から起算して3か月を経過しても審査請求についての決定がないときは、雇用保険審査官が審査請求を棄却したものとみなすことができる。(〇)

E 処分が確定したときは、失業等給付に関する処分の不服の理由とすることができない。
(〇)

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C ✖
D 〇
E 〇

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2020  雇用保険法[問 7]

~~~問題文~~~

能力開発事業に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 地方公共団体の経営する企業は、障害者職業能力開発コース助成金を受けることができない。(✖)

B 女性活躍加速化コース助成金は、定めた一般事業主行動計画を厚生労働大臣に届け出て、当該一般事業主行動計画を労働者に周知させるための措置を講じ、かつ、当該一般事業主行動計画を公表した、常時雇用する労働者の数が300人未満を超える事業主に対して支給される(✖)

C 高年齢受給資格者は、職場適応訓練の対象となる受給資格者に含まれない。(✖)

D 特別育成訓練コース助成金は、一般職業訓練実施計画を提出した日の前日から起算して6か月前の日から都道府県労働局長に対する当該助成金の受給についての申請書の提出日までの間、一般職業訓練に係る事業所の労働者を、労働者の責めに帰すべき理由により解雇した事業主には支給されない。(✖)

E 認定訓練助成事業費補助金は、事業主等が行う認定訓練を振興するために必要な助成を行う都道府県に対して交付される。
(〇)

~~~解答群~~~
A ✖
B ✖
C ✖
D ✖
E 〇

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2020  雇用保険法[問 8]

~~~問題文~~~

労働保険の保険料の徴収等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか

【質問】
A 概算保険料延納について、事業主が7月1日に成立した事業について保険料の延納を希望する場合、2回に分けて納付することができ、最初の納付期限は8月20日となる。(〇)

B 概算保険料延納について、有期事業の事業主が、6月1日成立事業について保険料の延納を希望する場合、11月30日までが第1期となり、最初の期分の納付期限は6月21日となる。(〇)

C 概算保険料延納継続事業の事業主が、増加概算保険料の納付延納を希望、7月1日に保険料算定基礎額の増加が見込まれるとき、3回に分けて納付することができ、最初の期分の納付期限は7月31日となる。(〇)

D 労働保険徴収法は、労働保険の事業の効率的な運営を図るため、労働保険の成立及び消滅、労働保険料の納付の手続等に関し必要な事項を定めている。(〇)

E 厚生労働大臣は労働政策審議会の同意を得て1年以内の期間、雇用保険率を変更することができる。
(✖)労働政策審議会の意見を聞いて

~~~解答群~~~
A 〇 4月1日から9月30日までに成立したもの、翌日から起算して50日以内
B 〇有期事業の概算保険料の延納、翌日から起算して20日以内
C 〇増加概算保険料の納付  翌日から起算して30日以内
D 〇
E ✖

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2020  雇用保険法[問 9]

~~~問題文~~~

労働保険の保険料の徴収等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか

【質問】
A 労働保険料等の口座振替による納付又は印紙保険料の納付等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。(〇)

B 都道府県労働局歳入徴収官から労働保険料の納付に必要な納付書の送付を受けた金融機関が口座振替による納付を行うとき、当該納付書が金融機関に到達した日から2取引日を経過した最初の取引日までに納付された場合には、その納付の日が納期限後であるときにおいても、その納付は、納期限においてなされたものとみなされる。(〇)

C 印紙保険料の納付は、日雇労働被保険者手帳へ雇用保険印紙を貼付して消印又は納付印の押印によって行うため、事業主は、日雇労働被保険者を使用する場合には、その者の日雇労働被保険者手帳を提出させなければならず、使用期間が終了するまで返還してはならない。(✖)

D 事業主は、日雇労働被保険者手帳に貼付した雇用保険印紙の消印に使用すべき認印の印影をあらかじめ所轄公共職業安定所長に届け出なければならない。(〇)

E 雇用保険印紙購入通帳の有効期間満了後引き続き雇用保険印紙を購入しようとする事業主は、当該雇用保険印紙購入通帳の有効期間が満了する日の翌日の1月前から満了する日までの間に、当該雇用保険印紙購入通帳を添えて雇用保険印紙購入通帳更新申請書を所轄公共職業安定所長に提出して、有効期間の更新を受けなければならない。
(〇)

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C ✖
D 〇
E 〇

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2020  雇用保険法[問10]

~~~問題文~~~

労働保険の保険料の徴収等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 労働保険料徴収金を納付しない者に対して政府が行う督促時効更新の効力を生ずる、政府が行う徴収金の徴収の告知は時効更新の効力を生ずる生じない。(✖)

B 労働保険徴収の処分に不服がある者は、処分があったことを知った日の翌日から起算して3か月以内であり、かつ、日の翌日から起算して1年以内であれば、厚生労働大臣に審査請求をすることができる。ただし、当該期間を超えた場合はいかなる場合も審査請求できない。(✖)

C 労災保険及び雇用保険に係る被保険者は、「当該事業に係る一般保険料の額から、「当該事業に係る一般保険料の額に相当する額に二事業率を乗じて得た額」を減じた額の2分の1の額を負担するものとする。(✖)

D 日雇労働被保険者は、印紙保険料の額が176円のときは88円を負担するものとする。(〇)

E 事業主が負担すべき労働保険料に関して、保険年度の初日において64歳以上の労働者免除nashiがいる場合には、当該労働者に係る一般保険料の負担を免除されるが、当該免除の額は当該労働者に支払う賃金総額に雇用保険率を乗じて得た額である。
(✖)

~~~解答群~~~
A ✖
B ✖
C ✖
D 〇
E ✖

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2020  労務管理・一般常識[問 1]

~~~問題文~~~

我が国の若年労働者に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。15歳から34歳を若年労働者としている。

【質問】
A 若年正社員の採用選考で重視した点、「職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神」、「コミュニケーション能力」、「マナー・社会常識」が上位3つを占めている(〇)

B 若年労働者の育成方針、「長期的な教育訓練等で人材育成」するが最も高く、正社員以外は、「短期的に研修等で人材育成」する事業所割合が最も高い。(〇)

C 若年労働者の定着のために「職場での意思疎通の向上」、「本人の能力・適性にあった配置」、「採用前の説明・情報提供」が上位3つを占めている。(〇)

D 全労働者に占める若年労働者の割合は約3割、その6割約半分正社員である(✖)

E 最終学校卒業後に初めて勤務した会社で現在も働いている若年労働者の割合は約半数となっている。
(〇)若年労働者の割合は約半数はやめた

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C 〇
D ✖
E 〇

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2020  労務管理・一般常識[問 2]

~~~問題文~~~

安全衛生に関する記述、正しいものはどれか。常用労働者10人以上の民営事業所対象

【質問】
A 傷病(がん、糖尿病等の私傷病)を抱えた配慮を必要とする労働者に対して、治療と仕事を両立できる取組を行っている事業所は56%約3割である。(✖)

B 産業医を選任している事業所の割合は約3割、産業医の選任義務がある事業所規模50人以上でみると、ほぼ85%100%となっている(✖)

C メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業所は約6割。(〇)

D 受動喫煙防止対策に取り組んでいる事業所の割合は9割約6割。(✖)

E 仕事に強いストレスと感じる労働者、内容みると、「仕事の質・量」、「仕事の失敗、責任の発生等」、「顧客、取引先等からのクレーム」が上位3つを占めている。
(✖)「対人関係(セクハラ・パワハラを含む。)」

~~~解答群~~~
A ✖
B ✖
C 〇
D ✖
E ✖

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2020  労務管理・一般常識[問 3]

~~~問題文~~~

労働関係法規に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 育児介護休業法に基づいて育児休業の申出をした労働者は、申出に係る育児休業開始予定日を1回だけ何回でも当該育児休業開始予定日とされた日前の日に変更することができる。(✖)

B パートタイム・有期雇用労働法が適用される企業において、休日か否か等の違いにより、時間当たりの基本給に差を設けることがあるは許されない(✖)である

C 障害者雇用促進法では、「対象障害者」である労働者の数の算定に当たって、対象障害者である労働者の1週間の所定労働時間にかかわりなく、対象障害者は程度によって0.5人から2人1人として換算するものとされている。(✖)規定がない

D 個別労働関係紛争の解決の促進に関する「労働関係」とは事実上の使用従属関係から生じる労働者と事業主の関係も含むは含まれない。(✖)

E 公共職業安定所は、求人者が学生又は生徒(卒業することが見込まれる者)の申込みをする場合において、その求人者がした違反に関し、法律に基づく処分講じられたときは、その申込みを受理しないことができる。
(〇)

~~~解答群~~~
A ✖
B ✖
C ✖
D ✖
E 〇

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2020  労務管理・一般常識[問 4]

~~~問題文~~~

労働組合法等に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 労働組合が、使用者から最小限の広さの事務所供与、使用者の支配介入として禁止される行為には該当しない。(〇)

B 「労働組合の組合費が月額で定められている場合、月途中で脱退では、脱退した日までの分を日割計算で納付すれば足りる。とするのが、最高裁判所の判例である。(✖)月額満額納付

C 労働組合の規約には、組合員又は代議員の直接無記名投票の過半数による決定を経なければ、同盟罷業(ひぎょう:一斉に作業を停止する行為)を開始しない規定を含まなければならない。(〇)同盟罷業という闘争手段の行使には過半数の決定が必要

D 「ユニオン・ショップ協定によって、労働者に対し、解雇の威嚇の下に特定の労働組合への加入を強制することは、許されない」から、「他の労働組合に加入、新たな労働組合を結成した者について使用者の解雇義務を定める部分、無効」とするのが、最高裁判所の判例である。(〇)

E ロックアウト(作業所閉鎖は、使用者は、いわゆるロックアウト(作業所閉鎖)が正当な争議行為として是認される場合には、その期間中における対象労働者に対する個別的労働契約上の賃金支払義務を免れるとするのが、最高裁判所の判例である。
(〇)ロックアウト期間中は、対象労働者に対する賃金支払義務を免れる

~~~解答群~~~
A 〇
B ✖
C 〇
D 〇
E 〇

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2020  労務管理・一般常識[問 5]

~~~問題文~~~

社会保険労務士法等に関する次のアからオの記述のうち、誤っているものはどれか2つ。

【質問】
ア  社会保険労務士が、単独で紛争の当事者を代理する場合、紛争の目的の価額の上限は120万円60万円とされている。(✖)

イ  社会保険労務士が、社労法に規定する出頭及び陳述事務を受任しようとする場合の役務の提供は、特定商取引に関する法律が定める規制の適用除外となる。(〇)

ウ  開業社会保険労務士が、その職責又は義務に違反し、業務の停止の懲戒処分を受けた場合、依頼者との間の受託契約を解除し、社会保険労務士証票も返還しなければならない。(〇)

エ  社会保険労務士会は、所属の社会保険労務士が諸法令に違反するおそれがあると認めるときは、会則の定めのとおり、にかかわらず、当該社会保険労務士又は社会保険労務士法人に対して、注意を促し、又は必要な措置を講ずべきことを勧告することができる。(✖)

オ  開業社会保険労務士の使用人その他の従業者は、開業社会保険労務士等でなくなった後においても、正当な理由がなくて、その業務に関して知り得た秘密を他に漏らし、又は盗用してはならない。(〇)

~~~解答群~~~
ア✖          A (アとウ)
イ〇          B (アとエ) 正解
ウ〇          C (アとオ)
エ✖          D (イとエ) 
オ〇          E (イとオ)

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2020  労務管理・一般常識[問 6]

~~~問題文~~~

確定給付企業年金法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 加入者である期間を計算する場合には、月によるものとし、加入者の資格を取得した月から加入者の資格を喪失した月までをこれに算入する。(〇)

B 加入者は、政令で定める基準、規約で定めるところにより、事業主が拠出すべき掛金の一部全部負担することができる。(✖)一部でなく全部

C 年金給付の支給期間及び支払期月は、終身又は5年以上10年以上にわたり、毎年1回以上定期的に支給するものでなければならない。(〇)10年ではなく5年

D 老齢給付金の受給権者が、障害給付金を支給されたときは、確定給付企業年金法の規定にかかわらず、政令基準に従い、老齢給付金の額の全部又は一部の支給を停止することができる。(〇)

E 老齢給付金の受給権は、死亡したとき又は支給期間が終了したときにのみ、消滅する。
(〇)

~~~解答群~~~
A ✖
B ✖
C ✖
D 〇
E ✖

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2020  労務管理・一般常識[問 7]

~~~問題文~~~

船員保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 育児休業者を使用する船舶所有者が、厚生労働大臣に申出をしたときは育児休業等を開始した日の属する月から育児休業等が終了する日の翌日の属する月の前月までの期間当該被保険者に関する保険料は徴収されない。(〇)

B 遺族年金を受けることができる遺族の範囲は、配偶者、子、父母、孫、祖父母及び兄弟姉妹であって、被保険者又は被保険者であった者の死亡の当時その収入によって生計を維持していたものである。(〇)である

C 被保険者の資格を喪失する前に発した職務外の事由による疾病又は負傷つき療養のため職務に服することができないときは、できなくなったから起算して3日を経過した日から職務に服することができない期間、傷病手当金を支給する。(✖)即その日で、健康保険の傷病手当金とは異なり、待期期間がない

D 障害年金及び遺族年金の支給は、支給すべき事由が生じた月の翌月から始め、支給を受ける権利が消滅した月で終わるものとする。(〇)

E 被保険者が職務上の事由により行方不明となったときは、その期間、被扶養者に対し、行方不明手当金を支給する。ただし、行方不明の期間が1か月未満であるときは、この限りでない。
(〇)廃止の

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C ✖
D 〇
E 〇

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2020  労務管理・一般常識[問 8]

~~~問題文~~~

児童手当法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 「児童」とは、18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者であって、日本国内に住所を有するもの又は留学その他の理由により日本国内に住所を有しないものをいう。(〇)

B 児童手当は、毎年1月、5月及び9月の3期毎年2月、6月及び10月の3期、それぞれの前月までの分を支払う。(✖)である

C 児童手当の支給を受けている者につき、児童手当の額が増額における児童手当の額の改定は、改定後の額につき認定の請求をした日の属する月の翌月から行う。(〇 

D 児童手当の一般受給資格者が死亡した場合において、その死亡した者に支払うべき児童手当で、未支払のものがあるときは、当該中学校修了前の児童であった者にその未支払の児童手当を支払うことができる。(〇)

E 不正手段により児童手当の支給を受けた者は、3年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する。
(〇)

~~~解答群~~~
A 〇
B ✖
C 〇
D 〇
E 〇

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2020  労務管理・一般常識[問 9]

~~~問題文~~~

社会保険審査官及び社会保険審査会法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 審査請求は、政令の定めるところにより、文書のみならず口頭でもできる。(〇)

B 審査請求は、代理人によってすることができる。代理人は、一切の行為をすることができる。ただし、審査請求の取下げは、特別の委任を受けた場合に限り、することができる。(〇)

C 社会保険審査官は、原処分の執行の停止又は停止の取消をしたときは、通知を受けた保険者以外の利害関係人に通知しなければならない。(〇)

D 審査請求人は、社会保険審査官の決定があるまでは、いつでも審査請求を取り下げることができる。審査請求の取下げは、文書のみならず口頭でもすることができる。(✖)

E 社会保険審査の決定に不服がある場合の、社会保険審査に対する再審査請求、社会保険審査官の決定書の謄本が送付された日の翌日から起算して2か月を経過したときは、できない。
(〇)

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C 〇
D ✖
E 〇

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2020  労務管理・一般常識[問10]

~~~問題文~~~

社会保険制度の費用の負担及び保険料等に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 要介護被保険者が、納期限から1年が経過するまでの間に、納付しない場合は、市町村は、被保険者に被保険者証の返還を求め、被保険者が被保険者証を返還したときは、所定の規定を適用しないと記載する被保険者資格証明書を交付する(✖)

B 国民健康保険給付を受ける世帯主で、被保険者資格証明書の交付を受けている者が、保険料を滞納納期限から1年6か月が経過するまでの間)、保険給付の全部又は一部の支払いを一時差し止めされている。それでもなお保険料を納付しないときは、市町村は、一時差し止め保険給付額から滞納している保険料額を控除することができる(〇)である

C 船舶所有者に使用されている後期高齢者医療制度の被保険者である船員保険の保険料額は標準報酬月額及び標準賞与額にそれぞれ疾病保険料率と災害保健福祉保険料率を合算した率を乗じて算定される。(✖)規定がない

D 単身世帯で後期高齢者医療80歳の被保険者は、対象となる市町村課税標準額が145万円以上であり、自己負担として3割相当を支払う一定以上の所得者に該当するところであるが、対象となる年間収入が380万円であったことから、383万円未満なので被保険者による申請を要することなく、後期高齢者医療広域連合の職権により一定以上の所得者には該当せず自己負担は2割相当となる(✖)令和4年10月から単身世帯200万円以上は2割負担、

E 10歳と11歳の子の父母のそれぞれの所得は、児童手当法に規定する所得制限額を下回っているものの、父母の所得を合算すると所得制限額を超えている。この場合の児童手当は、特例給付に該当しないし、月額1万円(10歳の子の分として月額5千円、11歳の子の分として月額5千円)が支給されることになる。
(✖)

~~~解答群~~~
A ✖
B 〇
C ✖
D ✖
E ✖

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2020  健康保険法[問 1]

~~~問題文~~~

健康保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 全国健康保険協会は、事業主に対し文書その他の物件の提出若しくは提示を命じ、又は当該協会の職員をして事業所に立ち入って関係者に質問し、若しく帳簿書類その他の物件を検査させることができる。(✖)協会はできない

B 被保険者が同一疾病について疾病が治癒せず、その療養のため労務に服することができず収入の途がない場合であっても被保険者である間は保険料を負担する義務を負わなければならない。(〇)

C 患者申出療養の申出は、厚生労働大臣に対し、当該申出に係る療養を行う臨床研究中核病院の開設者の意見書その他必要な書類を添えて行う。(〇)

D 短時間労働者の被保険者資格の取得の要件である「1週間の所定労働時間が20時間以上であること」の算定において、短時間労働者の所定労働時間が1か月の単位で定められ、特定の月の所定労働時間が例外的に長く又は短く定められているときは、当該特定の月以外の通常の月の所定労働時間を12分の52で除して得た時間を1週間の所定労働時間とする。(〇)

E 地域型健康保険組合(健保組合)は、不均一の一般保険料率に係る厚生労働大臣の認可を受けようとするときは、当該地域型健康保険組合の組合会において組合会議員の定数の3分の2以上の多数により議決しなければならない。
(〇)

~~~解答群~~~
A ✖
B 〇
C 〇
D 〇
E 〇

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2020  健康保険法[問 2]

~~~問題文~~~

健康保険法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 保険医又は保険薬剤師の登録の取消しが、過疎地域その登録の取消しにより当該地域が無医地区等となる場合は、取消し後2年未満で2年が経過した日に再登録が行われたものとみなされる。(✖)

B 高額介護合算療養費に係る自己負担額は、その計算期間(前年の8月1日からその年の7月31日)の途中で、医療保険や介護保険の保険者が変更になった場合で変更前の自己負担額と変更後の自己負担額は合算される(〇)である

C 特定健康保険組合(大企業に多く、退職して老齢厚生年金受給者を加入させ続ける健保組合のこと。例えばJR健保)は厚生労働大臣の認可を受ける必要があるはない。(✖)

D 指定訪問看護事業者が、看護師等の従業者について、省令で定める基準や員数を満たすことができなくなったとしても、厚生労働大臣は指定訪問看護事業者の指定を取り消すことができるはできない。(✖)

E 被保険者資格を取得前に初診日がある傷病のため労務に服することができず休職したとき、療養の給付は受けられ、傷病手当金は支給されるされない。
(✖)資格取得前でも受けられる!

~~~解答群~~~
A ✖
B 〇
C ✖
D ✖
E ✖

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2020  健康保険法[問 3]

~~~問題文~~~

健康保険法に関する次のアからオの記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
ア  伝染病の病原体保有者(例コロナ)病原体の撲滅に関し特に療養の必要があると認められる場合自覚症状の有無にかかわらず病原体の保有をもって保険事故としての疾病と解する。その者が隔離収容等のため労務につけないとき、傷病手当金の支給の対象となる。(〇)

イ  指定訪問看護は、末期の悪性腫瘍などの厚生労働大臣が定める疾病等の利用者を除き、原則として利用者1人につき週3日週5日を限度として受けられる。(✖)

ウ  配偶者である被保険者から暴力を受けた被扶養者は婦人相談所が発行する配偶者から暴力の被害を受けている旨の証明書を添付して被扶養者から外れる旨を申し出ることにより、被扶養者から外れることができる(〇)

エ  所在地が一定しない事業所に使用される者、使用される当初から被保険者にならないになる。(✖)

オ  被扶養者である配偶者の日本国外に居住し日本国籍を有しない父当該被保険者により生計を維持している事実があると認められるときは、当該父は被扶養者として認定される日本居住か日本国内に生活の基礎があるもののみ被扶養者となる
(✖)

~~~解答群~~~
ア〇    A (アとイ) 
✖    B (アとウ)  正解
ウ〇    C (イとエ)
エ✖    D (ウとオ) 
オ✖    E (エとオ)

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2020  健康保険法[問 4]

~~~問題文~~~

健康保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 健康保険料を徴収、適用事業所の事業主から健康保険料、厚生年金保険料及び子ども・子育て拠出金の一部の納付があったときは按分した額に相当する健康保険料の額が納付されたものとされる(〇)

B 定期健康診断によって初めて結核症と診断された患者について、その時のツベルクリン反応、血沈検査、エックス線検査等の定期健診費用は保険給付の対象とはならない(〇)

C 被保険者資格喪失の前日まで引き続き1年以上被保険者であった者が、資格喪失した日後6か月以内に出産した場合、出産育児一時金の支給を受ける旨の意思表示をしたときは、健康保険法の出産育児一時金の支給を受けることができる(〇)

D 標準報酬月額が56万円である60歳の被保険者が、高度医療の療養に係る高額療養費算定基準額は上位所得者では20,000円10,000円(一般人)とされている。(✖)

E 新たに適用事業所に使用されることになった者が、当初から自宅待機とされた場合の被保険者資格、雇用契約が成立、かつ、休業手当が支払われているときは、その休業手当の支払いの対象となった日の初日に被保険者の資格を取得するものとされる。
(〇)

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C 〇
D ✖
E 〇

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2020  健康保険法[問 5]

~~~問題文~~~

健康保険法に関する次のアからオの記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
ア  被扶養者の要件として、被保険者と同一の世帯に属する者とは被保険者と住居及び家計を共同にする者をいい、同一の戸籍内にあることは必ずしも必要ではないが、被保険者が世帯主でなければならない。(✖)

イ  任意継続被保険者(会社を辞めた後も前の勤務先の健康保険に継続して加入できる制度)の申出は、被保険者の資格を喪失した日から20日以内にしなければならず、保険者は、いかなる理由がある場合においても、この期間を経過した後の申出は受理することができない。但し正当な理由があれば期限を過ぎても可(✖)である

ウ  季節的業務に使用される者について、当初4か月以内の期間において使用される予定であったが業務の都合その他の事情により、継続して4か月を超えて使用された場合には使用された当初から一般の被保険者となる。(✖)被保険者となることはない

エ 偽って被保険者の資格を取得した者が、保険給付を受けたときには、その資格を取り消し、それまで受けた保険給付に要した費用を返還させることとされている。(〇)

オ  事業主は被保険者に支払う報酬がないため保険料を控除できない場合でも、被保険者の負担する保険料を納付する義務を負う。
(〇)

~~~解答群~~~
ア〇          A (アとイ)
イ✖          B (アとウ)
ウ〇          C (イとエ)
エ✖          D (ウとオ) 
オ✖          E (エとオ)

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2020  健康保険法[問 6]

~~~問題文~~~

健康保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 被保険者の資格を喪失した際に、傷病手当金の支給を受けている者が、その資格を喪失後に特例退職被保険者(退職後も前の勤務先の健康保険に継続すて加入できる制度)の資格を取得した場合、被保険者として受けることができるはずであった期間、継続して同一の保険者からその給付を受けることはできないができる。(✖)

B 不正保険給付、6か月以内の期間を定め、その者に支給しない旨の決定をすることができるが、その決定は保険者が不正の事実を知った時以後の将来においてのみ決定すべきであるとされている。(〇)

C 保険者が、健康保険において第三者の行為によって生じた事故について保険給付をしたとき、被保険者が第三者に対して有する損害賠償請求の権利第三者に対し直接何らの手続きを経ることなく及ぶものであって、保険者が保険給付をしたと当該損害賠償請求権は当然に保険者に移転するものである。(〇)

D 保険者は被保険者又は被保険者であった者が、正当な理由なしに診療担当者より受けた診断書に従わないため療養上の障害を生じ著しく給付費の増加をもたらすと認められる場合には、保険給付の一部を行わないことができる。(〇)

E 被保険者が道路交通法違反である無免許運転により起こした事故ため死亡した場合でも所定の要件を満たす者に埋葬料が支給される。
(〇)

~~~解答群~~~
A ✖
B 〇
C 〇
D 〇
E 〇

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2020  健康保険法[問 7]

~~~問題文~~~

健康保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 日雇特例被保険者が療養の給付を受けるには、これを受ける日において当該日の属する月の前2か月間に通算して26日分以上又は当該日の属する月の前6か月間に通算して78日分以上の保険料が納付されていなければならない。(〇)

B 全国健康保険協会の短期借入金は、その年度内に償還しなければならないが、厚生労働大臣の認可を受けて借り換えでき、(借り換えから)1年以内に償還しなければならない。(〇)

C 保険者は、被保険者等でない者にこれらの事業を利用させることができる。この場合の利用料は、全国健康保険協会は定款で、健康保険組合は規約で定めなければならない。(〇)

D 健康保険組合の設立を命ぜられた事業主(大企業)が、正当な理由がなく期日までに設立の認可を申請しなかったとき、負担すべき保険料額の2倍の金額以下の過料に処する旨の罰則が定められている。(〇)

E 任意継続被保険者(会社を辞めた後も前の勤務先の健康保険に継続して加入)は、将来の一定期間の保険料を前納することができる。この場合において前納すべき額は、前納に係る期間の各月の保険料の額(追加:から政令で決まった額を控除)の合計額である。
(✖)

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C 〇
D 〇
E ✖

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2020  健康保険法[問 8]

~~~問題文~~~

健康保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 健康保険被保険者報酬月額算定基礎届の届出は、事業年度開始の時における資本金の額が1億円を超える法人の事業所の事業主にあっては、電子情報処理組織を使用して行うものとする。(〇)

B 厚生労働大臣は、保険医療機関、保険薬局、指定訪問看護事業者の指定に関し必要があれば、社会保険料の納付状況につき、当該社会保険料を徴収する者に対し、必要な書類の閲覧又は資料の提供を求めることができる(〇)である

C 健康保険組合の組合会は、理事長が招集するが、組合会議員の定数の3分の2以上3分の1以上が書面を理事長に提出して組合会の招集を請求のとき、理事長は、その日から●日以内20日以内)に組合会を招集しなければならない。(✖)規定がない

D 震災、風水害、火災その他これらに類する災害により、住宅、家財又はその他の財産について著しい損害を受けた被保険者であって、保険医療機関又は保険薬局に一部負担金を支払うことが困難であると認められるものに対し、一部負担金の支払いを免除することができる。(〇)

E 被保険者が海外にいるときに発生した保険事故に係る療養費等に関する申請手続等に添付する証拠書類が外国語で記載されている場合は、日本語の翻訳文を添付翻訳者の氏名及び住所を記載させることとされている。
(〇)

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C ✖
D 〇
E 〇

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2020  健康保険法[問 9]

~~~問題文~~~

健康保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 被扶養者の認定において、被保険者が海外赴任することになり、被保険者の両親が同行する場合「家族帯同ビザ」の確認により当該両親が被扶養者に該当するか判断することを基本とし、渡航先国で「家族帯同ビザ」の発行がない場合には、発行されたビザが就労目的でないか、渡航が海外赴任に付随するものであるかを踏まえ、個別に判断する。(〇)

B 給与の支払方法が月給制であり、毎月20日締め、同月末日払いの事業所において、被保険者の給与の締め日が4月より20日から25日に変更された場合、締め日が変更された4月のみ給与計算期間が3月21日から4月25日までとなるため、標準報酬月額の定時決定の際には、3月21日から3月25日までの給与を除外し、締め日変更後の給与制度で計算すべき期間(3月26日から4月25日まで)で算出された報酬を4月の報酬とする。(〇)である

C 育児休業取得中の被保険者について、給与の支払いが一切ない育児休業取得中の期間において昇給があり、固定的賃金に変動があった場合、標準報酬月額の随時改定(を行うが行われることはない。(✖)規定がない

D 健康保険の被保険者資格を取得した際の標準報酬月額の決定について、固定的賃金の算定誤りがあった場合には訂正することはできるが、残業代のような非固定的賃金について、その見込みが当初の算定額より増減した場合には訂正することができないとされている。(〇)

E 適用事業所に期間の定めなく採用された者は、採用当初の2か月が試用期間として定められていた場合であっても、当該試用期間を経過した日から被保険者となるのではなく、採用日に被保険者となる。
(〇)

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C ✖
D 〇
E 〇

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2020  健康保険法[問10]

~~~問題文~~~

健康保険法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 労災保険法に基づく休業補償給付を受給している健康保険の被保険者が、さらに業務外の事由による傷病によって労務不能の状態になった場合、休業補償給付が支給され、傷病手当金(差額分)が支給されることはない。(✖)

B 適用事業所が日本年金機構に被保険者資格喪失届及び被保険者報酬月額変更届を届け出る際、届出の受付年月日より60日以上遡る場合又は既に届出済である標準報酬月額を大幅に引き下げる場合は、事実を確認書類を添付しなくてよいしなければならない(✖)

C 任意適用事業所(法律で健康保険の加入義務がない所)において被保険者の4分の3以上の申出があった場合、事業主は当該事業所を適用事業所でなくするための認可の申請をしなければならない。(✖)事業主は取り消す義務はない

D 育児休業等期間中の保険料の免除申出をした事業主は、被保険者が育児休業等終了予定日を変更したとき、又は育児休業等終了予定日の前日までに育児休業等を終了したときは、速やかにこれを厚生労働大臣又は健康保険組合に届け出なければならないが、当該被保険者が育児休業等終了予定日の前日までに産前産後休業期間中の保険料の免除の規定の適用を受ける産前産後休業を開始したことにより育児休業等を終了したときはこの限りでない。(〇)

E 被保険者が出産の日以前42日から出産の日後56日までの間において、通常の労務に服している期間があった場合は、その間に支給される賃金額が出産手当金の額に満たない場合に限り、その差額が出産手当金として支給される。支給されない
(✖)労務に服さなかった場合のみ出産手当金がでる

~~~解答群~~~
A ✖
B ✖
C ✖
D 〇
E ✖

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2020  厚生年金法[問 1]

~~~問題文~~~

厚生年金法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 遺族厚生年金の受給権を有する障害等級1級又は2級に該当する程度の障害の状態にある20未満で1,2級障害者)について、当該子が19歳に達した日にその事情がやんだときは、10日以内、遺族厚生年金の受給権の失権に係る届書を日本年金機構に提出しなければならない。(〇)

B 年金たる保険給付は、厚生年金保険法の他の規定又は同法以外の法令の規定によりその額の一部につき支給を停止されている場合は、その受給権者の申出により、停止されていない部分の額の支給を停止することとされている。(〇)

C 老齢厚生年金の受給権者行方不明になり、その後失踪の宣告を受けた場合、失踪者の遺族が遺族厚生年金を受給するに当たっての生計維持に係る要件については、行方不明となった当時の失踪者との生計維持関係が問われる(〇)

D 障害厚生年金の受給権者が障害厚生年金の額の改定の請求を行ったが、診査の結果、認められず改定が行われなかった。この場合、診査を受けた日から起算して1年6か月を経過した日後でなければ再び改定の請求を行うことはできない。(✖)

E 老齢厚生年金の加給年金額の加算の対象となる妻と子がある場合の加給年金額は、配偶者及び2人目までの子についてはそれぞれ224,700円に、3人目以降の子については1人につき74,900円に、それぞれ所定の改定率を乗じて得た額である。
(〇)廃止の

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C 〇
D ✖
E 〇

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2020  厚生年金保険法[問 2]

~~~問題文~~~

厚生年金保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 第1号厚生年金被保険者は、同時に2以上の事業所に使用されるに至ったときは、その者に係る日本年金機構の業務を分掌する年金事務所を選択し、2以上の事業所に使用されるに至った日から5日以内10日以内に、所定の事項を記載した届書を日本年金機構に提出しなければならない。(✖)

B 厚生労働大臣による被保険者の資格に関する処分に不服がある者が行った審査請求は、時効の完成猶予及び更新に関しては、裁判上の請求とみなされる。(〇)である

C 厚生年金保険法の規定による当然被保険者の資格の取得の届出は、当該事実があった日から5日以内に、厚生年金保険被保険者資格取得届・70歳以上被用者該当届又は当該届書に記載すべき事項を記録した光ディスクを日本年金機構に提出することによって行うものとされている。(〇)規定がない

D 適用事業所の事業主は、廃止、休止その他の事情により適用事業所に該当しなくなったときは、原則として、当該事実があった日から5日以内に、所定の事項を記載した届書を日本年金機構に提出しなければならない。(〇)

E 被保険者又は被保険者であった者の死亡の当時胎児であった子が出生したときは、父母、孫又は祖父母の有する遺族厚生年金の受給権は消滅する。一方、被保険者又は被保険者であった者の死亡の当時胎児であった子が出生したときでも、妻の有する遺族厚生年金の受給権は消滅しない
(〇)廃止の

~~~解答群~~~
A ✖
B 〇
C 〇
D 〇
E 〇

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2020  厚生年金保険法[問 3]

~~~問題文~~~

厚生年金保険法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
ア  厚生年金保険の保険料は、被保険者の資格を取得した月についてはその期間が1日でもあれば徴収されるが、資格を喪失した月については徴収されない。よって月末日で退職したときは退職した日が属する月の保険料は徴収されるされない。(✖)

イ  特定被保険者が死亡した日から起算して1か月以内に被扶養配偶者から3号分割標準報酬改定請求(離婚時に半分にする)があったときは、当該特定被保険者が死亡したに3号分割標準報酬改定請求があったものとみなす。(✖)である

ウ  厚生労働大臣、納付義務者が滞納処分等の執行を免れる目的でその財産について隠ぺいしているおそれがあること、徴収金の効果的な徴収を行う上で必要があると認めるときは、政令により、財務大臣に、当該納付義務者に関する情報その他を提供し、当納付義務者に係る滞納処分等権限を委任することができる。(〇)

エ  日本年金機構は、滞納処分等を行う場合には、あらかじめ、厚生労働大臣の認可を受けるとともに、厚生年金保険法に規定する滞納処分等実施規程に従い、徴収職員に行わせなければならない。(〇)

オ  障害等級3級の障害厚生年金の受給権者の障害の状態が(該当しなくなり、障害厚生年金の支給が停止、その状態のまま3年が経過)した。その後、65歳に達する日の前日までに新たに障害等級3級に該当する障害の状態になった、当該障害厚生年金は支給されない。 65歳未満なので支給される
(✖) 3年で支給停止➡消滅 ➡新たに発生➡65歳未満で支給

~~~解答群~~~
ア✖          A (アとイ) 
イ✖          B (アとオ) 
ウ〇          C (イとウ)
エ〇          D (ウとエ) 
オ✖          E (エとオ)

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2020  厚生年金保険法[問 4]

~~~問題文~~~

厚生年金保険法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 離婚した場合の3号分割標準報酬改定請求における特定期間に係る被保険者期間については、特定期間の初日の属する月は被保険者期間に算入し、特定期間の末日の属する月は被保険者期間に算入しない。(〇)

B 71歳の高齢任意加入被保険者が障害認定日において障害等級3級に該当する障害の状態になった場合は、当該高齢任意加入被保険者期間中に当該障害に係る傷病の初診日があり、初診日の前日において保険料の納付要件を満たしているときであっても、障害厚生年金は支給されない。(✖)支給される

C 障害等級2級に該当する障害基礎年金及び障害厚生年金の受給権者が、症状が軽減して障害等級3級の程度の障害の状態になっため当該2級の障害基礎年金は支給停止となった。その後、その者が65歳に達した日以後に再び障害の程度が増進して障害等級2級に該当する程度の障害の状態になった場合、障害等級2級の障害基礎年金及び障害厚生年金は支給されない。(✖)支給される

C 障害等級3級の障害厚生年金には、配偶者についての加給年金額は加算されないが、最低保障額として障害等級2級の障害基礎年金の年金額の 4分の33分の2に相当する額が保障されている。(✖)       (3級の障害厚生年金の額)<(2級の障害基礎年金の額 × 4分の3)が保障

E 厚生年金保険の被保険者であった者が資格を喪失して国民年金の第1号被保険者の資格を取得したが、その後再び厚生年金保険の被保険者の資格を取得した。国民年金の第1号被保険者であった時に初診日がある傷病について、再び厚生年金保険の被保険者となってから障害等級3級に該当する障害の状態になっても、障害厚生年金を受給することができる
(✖)国民年金第1号の時代の出来事なので障害厚生年金ではできない

~~~解答群~~~
A 〇
B ✖
C ✖
D ✖
E ✖

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2020  厚生年金保険法[問 5]

~~~問題文~~~

厚生年金保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 被保険者の報酬月額の算定に当たり、報酬の一部が通貨以外のもので支払われている場合には、その価額は、その地方の時価によって、厚生労働大臣が定める。(〇)報酬の一部が通貨以外で支払われる事は現実にはないが規定だけある

B 遺族厚生年金の受給権者である被保険者の子が、18歳に達した日以後の最初の3月31日が終了したことによりその受給権を失った場合において、その被保険者の死亡当時その被保険者によって生計を維持していたその被保険者の父がいる場合でも、当該父が遺族厚生年金の受給権者となることはない。(〇)

C 第1号厚生年金被保険者期間と第2号を有する者について、第1号厚生年金被保険者期間に基づく老齢厚生年金と、第2号厚生年金被保険者期間に基づく老齢厚生年金は併給される。(〇)

D 障害厚生年金の保険給付を受ける権利は、国税滞納処分による差し押さえはできない。(〇)

E 老齢厚生年金の保険給付として支給を受けた金銭を標準として、租税その他の公課を課することはできない
(✖)

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C 〇
D 〇
E ✖

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2020  厚生年金保険法[問 6]

~~~問題文~~~

厚生年金保険法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 第2号厚生年金被保険者(会社員や公務員)に係る拠出金の納付に関する事務は、実施機関としての国家公務員共済組合が行う。(✖)国家公務員共済組合連合会が行う

B 任意適用事業所(半数以上の従業員の同意と事業主の認可申請)の認可を受けようとする事業主は、当該事業所に使用される者の半数3分の1以上の同意を得たことを証する書類を添えて、厚生年金保険任意適用申請書を日本年金機構に提出しなければならない(✖)

C 船員被保険者の資格の取得の届出については、船舶所有者は船長又は船長の職務を行う者を代理人として処理させることができる。(〇)

D 船舶所有者は、船舶が適用事業所に該当しなくなったときは、当該事実があった日から10日以内5日以内に、所定の事項を記載した届書を提出しなければならない。(✖)

E 株式会社の代表取締役は、70歳未満であっても被保険者となることはないが、代表取締役以外の取締役は被保険者となることがあることがある 
(✖)

~~~解答群~~~
A ✖
B ✖
C 〇
D ✖
E ✖

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2020  厚生年金保険法[問 7]

~~~問題文~~~

厚生年金保険法に関する次の記述のうち、誤ってものはどれか。

【質問】
ア  特定適用事業所(厚生年金保険、健康保険の加入が義務付けられている)に使用される者は、その1週間の所定労働時間が通常の労働者の4分の3未満であって、報酬の月額が88,000円未満は、厚生年金保険の被保険者とならない。(〇)

イ  特定適用事業所に使用される者は、その1か月間の所定労働日数が通常の労働者の1か月間の所定労働日数の4分の3未満であって、継続して1年以上使用される必要はなく、厚生年金保険の被保険者とならない。(〇)

ウ  特定適用事業所でない適用事業所に使用される特定4分の3未満短時間労働者は、事業主が実施機関に所定の申出をしない限り、厚生年金保険の被保険者とならない。(〇)

エ  特定適用事業所に該当しなくなった適用事業所に使用される特定4分の3未満短時間労働者は、事業主が実施機関に所定の申出をしない限り、厚生年金保険の被保険者となるならない(✖)

オ  適用事業所以外の事業所に使用される70歳未満の特定4分の3未満短時間労働者については、任意単独被保険者(認可が必要で認可なければできない)となることができないできる
(✖)

~~~解答群~~~
ア 〇            E (エとオ
〇            B (アとエ) 
ウ 〇            C (イとウ)
エ ✖            D (ウとオ)
オ ✖            E (エとオ)

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2020  厚生年金保険法[問 8]

~~~問題文~~~

厚生年金保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 厚生労働大臣は、毎月、住民基本台帳法による老齢厚生年金の受給権者に係る機構保存本人確認情報の提供を受け、必要な事項について確認を行うが、当該受給権者の生存若しくは死亡の事実が確認されなかったとき、当該受給権者に対し、当該受給権者の生存の事実について確認できる書類の提出を求めることができる。(〇)

B 死亡した被保険者の2人の子が遺族厚生年金の受給権者である場合に、そのうちの1人の所在が1年以上明らかでないときは、他の受給権者の申請によってその所在が明らかでなくなった時にさかのぼってその支給が停止されるが、支給停止された者はいつでもその支給停止の解除を申請することができる。(〇

C 厚生労働大臣は、適用事業所以外の事業所に使用される70歳未満の者を厚生年金保険の被保険者とする認可を行ったときは、その旨を事業主当該被保険者に通知しなければならない。(〇)

D 配偶者以外の者に遺族厚生年金を支給する場合において、受給権者の数に増減を生じたときは、増減を生じた月の翌月から、年金の額を改定する。(〇)

E 年金たる保険給付の受給権者が、正当な理由がなくて、実施機関職員の質問に応じなかったときは、年金たる保険給付の額の全部又は一部につき、その支給を停止することができる。(〇)

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C ✖
D 〇
E 〇

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2020  厚生年金保険法[問 9]

~~~問題文~~~

厚生年金保険法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 被保険者である老齢厚生年金の受給者(昭和2●年7月1日生まれ)が70歳になり当該被保険者の資格を喪失(6/30)した場合(夫の死で遺族年金になる場合)における老齢厚生年金は、資格を喪失した6月前の期間も老齢厚生年金の額の計算の基礎となり、令和●年8月分7月分から年金の額が改定される。(✖)

B 第1号厚生年金被保険者に係る適用事業所の事業主は、被保険者が70歳に到達し、引き続き当該事業所に使用されることにより70歳以上の使用される者の要件(厚生年金保険法施行規則第10条の4の要件をいう。)に該当する場合であって、当該者の標準報酬月額に相当する額が70歳到達日の前日における標準報酬月額と同額である場合は、70歳以上被用者該当届及び70歳到達時の被保険者資格喪失届を省略することができる。(〇

C 適用事業所以外の事業所に使用される70歳未満の者であって、任意単独被保険者になることを希望する者は、当該事業所の事業主の同意を得たうえで資格取得に係る認可の申請をしなければならないが、事業主の同意を得られなかった場合でも保険料をその者が全額自己負担するのであれば、申請することができる。(✖)

D 雇用契約書における所定労働時間又は所定労働日数と実際の労働時間又は労働日数が乖離していることが常態化しているとき、4分の3基準を満たさないものの、事業主等に対する事情の聴取やタイムカード等の書類の確認を行った結果、実際の労働時間又は労働日数が直近6か月おいて4分の3基準を満たしている場合で今後も同様の状態が続くことが見込まれるときは、4分の3基準を満たしているものとして取り扱うこととされている(✖)

E 障害厚生年金の支給を受けたことがある場合でも、障害の状態が軽減し、脱退一時金の請求時に障害厚生年金の支給を受けていなければ脱退一時金の支給を受けることができるできない(✖)

~~~解答群~~~
A ✖
B 〇
C ✖
D ✖
E ✖

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2020  厚生年金保険法[問10]

~~~問題文~~~dai 

厚生年金保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
ア  被保険者であった者が、被保険者の資格を喪失した後に、被保険者であった間に初診日がある傷病により当該初診日から起算して5年を経過する日前に死亡したときは、死亡した者が遺族厚生年金の保険料納付要件を満たしていれば、死亡の当時、死亡した者によって生計を維持していた一定の遺族に遺族厚生年金が支給される。(〇)

イ  老齢基礎年金受給資格期間あり60歳以上65歳未満特別支給の老齢厚生年金の生年月日に係る要件を満たす者(60歳からで生年月日男女で異なる)が、特別支給の老齢厚生年金の受給開始年齢に到達した日において第1号厚生年金被保険者期間が9か月しかなかった(1年未満は受給不可)ため特別支給の老齢厚生年金を受給することができなかった。この者が、特別支給の老齢厚生年金の受給開始年齢到達後に第3号厚生年金被保険者(60歳未満で厚生年金加入者に扶養、収入130万円以下)の資格を取得し、当該第3号厚生年金被保険者期間が3か月になった場合は、(合算して1年になるので)特別支給の老齢厚生年金を受給することができる。(〇)

ウ  令和2年8月において、総報酬月額相当額が220,000円の64歳の被保険者が、特別支給の老齢厚生年金の受給権を有し、当該老齢厚生年金における基本月額が120,000円の場合、在職老齢年金の仕組みにより月60,000円の当該老齢厚生年金が支給停止なしされる。)22+12=34万(48万未満

エ  障害厚生年金は、傷病が治らなくても、初診日において被保険者であり、初診日から1年6か月を経過した日に障害等級に該当の状態で、保険料納付要件を満たしていれば支給対象となるが、 障害手当金(障害厚生年金状況より軽い)は、初診日から起算して5年を経過する日までの間に、その傷病が治っていなければ支給対象にならない(〇)

オ  遺族厚生年金は、被保険者の死亡当時、当該被保険者によって生計維持されていた55歳以上の夫が受給権者になることはあるが、子がいない場合は夫が受給権者になることはない(✖)

~~~解答群~~~
❶〇    A (アとウ)
❷〇    B (アとエ) 
❸✖    C (イとエ)
❹〇    D (イとオ) 
❺✖    E (ウとオ)

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2020  国民年金法[問 1]

~~~問題文~~~

国民年金法に関する次の記述のうち、正しいいるものはどれか。

【質問】
ア  遺族基礎年金を減額して改定すべき事由が生じたにもかかわらず、減額しない額の遺族基礎年金が支払われた場合、当該遺族基礎年金の当該減額すべきであった部分は、その後に支払うべき遺族基礎年金の内払とみなすことができる。(〇)

イ  初診日において被保険者であり、障害認定日において障害等級に該当する程度の障害の状態にあるものであっても、当該傷病に係る初診日の前日において、当該初診日の属する月の前々月までに被保険者期間がない者については、障害基礎年金は支給されるされない。(✖)        

    ★初診日要件、障害認定日の要件を満たしているため、障害基礎年金が支給

ウ  遺族基礎年金の支給に係る生計維持の認定に関し、認定対象者の収入は、前年の収入が年額850万円以上でも、年退職等の事情により近い将来の収入が年額850万円未満となると認められて収入に関する認定要件に該当しないものとされる。(✖)

★厚生労働大臣が定める金額(850万円)未満

エ  障害等級2級の障害基礎年金の受給権を取得した日から起算して6か月を経過した日に人工心臓を装着した場合には、障害の程度が増進したことが明らかな場合として年金額の改定の請求をすることができる(〇)

オ  死亡した者の死亡日においてその者の死亡により遺族基礎年金を受けることができる者があるときは、当該死亡日の属する月に当該遺族基礎年金の受給権が消滅した場合であっても、死亡一時金は支給されない。(✖) 

    ★例外的に全く受け取れない事態を無くす処置

~~~解答群~~~
ア〇
イ✖
ウ✖
エ〇
オ✖

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2020  国民年金法[問 2]

~~~問題文~~~

国民年金法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 死亡日の属する月の前月までの第1号被保険者としての被保険者期間に係る死亡日の前日における保険料納付済期間が36か月であり、同期間について併せて付加保険料を納付している者の遺族に支給する死亡一時金の額は、120,000円に8,500円を加算した128,500円である。(〇) 

付加保険料納付3年以上で8500円加算

B 平成●2年1月1日生まれの者が20歳に達し(前年12/31)、第1号被保険者となった場合前年12月から被保険者期間に算入され、同月分の保険料から納付する義務を負う。(〇)

C 日本国籍を有し、日本国内に住所を有しない20歳以上65歳未満の任意加入被保険者は、その者が住所を有していた地区に係る地域型基金又はその者が加入していた職能型基金に申し出て、地域型国民年金基金又は職能型国民年金基金の加入者となることができる。(〇)

D 保険料の一部の額につき納付することを要しないものとされた被保険者には、保険料の前納規定は適用されない。(✖)前納できる

E 被保険者である夫が死亡し、その妻に遺族基礎年金が支給される場合、遺族基礎年金には、子の加算額が加算される。(〇)

★遺族基礎年金は「子のある配偶者」又は「子」に支給、必ず「子」の加算がある

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C 〇
D ✖
E 〇

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2020  国民年金法[問 3]

~~~問題文~~~

国民年金法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 国民年金法。基準傷病による障害基礎年金は、基準傷病以外の傷病の初診日において被保険者でなかった場合においては、基準傷病に係る初診日において被保険者でも、支給されない(✖)支給される

★基準傷病のみ、初診日要件及び保険料納付要件が問われる

B 20歳に達したことにより、第1号第3号被保険者の資格を取得する場合であって、厚生労働大臣が住民基本台帳法第30条の9の規定により当該第1号第3号被保険者に係る機構保存本人確認情報の提供を受けることにより20歳に達した事実を確認できるときは、資格取得の届出を要しないものとされている。(✖➡第3を第1に変えて〇

C 厚生労働大臣は、不当な行為をした団体に対し、改善に必要な措置を採るべきことを命ずることができ、当該団体がこの命令に違反したときでも、当該団体の指定を取り消すことはできない。(✖)出来る

D 死亡日の前日において、死亡日の属する月の前月までの第1号被保険者としての被保険者期間に係る保険料納付済期間の月数が18か月、保険料全額免除期間の月数が6か月、保険料半額免除期間の月数が24か月ある者が死亡した場合において、その者の遺族に死亡一時金が支給される。(✖) 18+0+12=30

半額免除期間の月数が24か月は12か月換算 支給要件36月に不足
     4分の1免除   ➡ 4分の3換算
     全額免除   ➡ 0換算

E 日本国籍を有する者その他政令で定める者であって、日本国内に住所を有しない20歳以上65歳未満の任意加入被保険者は、厚生労働大臣に申し出て、付加保険料を納付する者となることができる(〇)

~~~解答群~~~
A ✖
B ✖
C ✖
D ✖
E 〇

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2020  国民年金法[問 4]

~~~問題文~~~

国民年金法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 被保険者又は受給権者が死亡したにもかかわらず、当該死亡についての届出をしなかった戸籍法の規定による死亡の届出義務者は、30万円以下の過料に処せられる。(✖)10万円

B 第1号被保険者としての被保険者期間に係る保険料納付済期間を6か月以上有する日本国籍を有しない者(被保険者でない者に限る。)が、日本国内に住所を有する場合、脱退一時金の支給を受けることはできない。(〇)

C 障害基礎年金の受給権者が死亡し、その者に支給すべき障害基礎年金でまだその者に支給しなかったものがあり、その者の死亡の当時その者と生計を同じくしていた遺族がその者の従姉弟しかいなかった場合、当該従姉弟は自己の名で、その未支給の障害基礎年金を請求することができる。(✖) 請求できない

★4親等である従妹弟は含まれない

D 死亡した被保険者の子が遺族基礎年金の受給権を取得した場合において、当該被保険者が月額400円の付加保険料を納付していた場合、当該子には、遺族基礎年金と併せて付加年金が支給される。(✖)

★ 遺族基礎年金と付加年金は併給されない

E 夫が老齢基礎年金の受給権を取得した月に死亡した場合は、他の要件を満たしていて、その者の妻に寡婦年金は支給されない。(✖)

★ 老齢基礎年金を受けていないので、妻には寡婦年金支給

~~~解答群~~~
A ✖
B 〇
C ✖
D ✖
E ✖

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2020  国民年金法[問 5]

~~~問題文~~~

国民年金法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 60歳以上65歳未満の期間に国民年金に任意加入していた者は、老齢基礎年金の支給繰下げの申出をすることは一切できない。(✖) 就職が遅い者は60過ぎまで国民年金に加入 現実に繰り下げている

B 保険料全額免除期間とは、第1号被保険者としての被保険者期間であって、法定免除、申請全額免除、産前産後期間の保険料免除、学生納付特例又は納付猶予の規定による保険料を免除された期間を合算した期間である。(✖)

★「産前産後期間の保険料免除」にかかる期間は、「保険料納付済期間」

C 失踪の宣告を受けたことにより死亡したとみなされた者に係る遺族基礎年金の支給に関し、死亡とみなされた者についての保険料納付要件は、行方不明となった日において判断する。(✖) ★「行方不明となった日の前日」で判断

D 老齢基礎年金の受給権者であって、66歳に達した日後75歳に達する日前に遺族厚生年金の受給権を取得した者が、75歳に達した日に老齢基礎年金の支給繰下げの申出をした場合には、遺族厚生年金を支給すべき事由が生じた日に、支給繰下げの申出があったものとみなされる。(〇) ★老齢基礎年金の支給繰下げの申出日を遺族年金受給に合わせたという処置

E 第3号被保険者であった者が、その配偶者である第2号被保険者が退職し第2号被保険者でなくなったことにより第3号被保険者でなくなったときは、その事実があった日から14日以内に、当該被扶養配偶者でなくなった旨の届書を、提出しなければならない(✖) 退職時は届出不要(分かりやすいので)

~~~解答群~~~
A ✖
B ✖
C ✖
D 〇
E ✖

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2020  国民年金法[問 6]

~~~問題文~~~

国民年金法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 年金額の改定は、受給権者が68歳に到達する年度よりも前の年度では、物価変動率を基準として、また68歳に到達した年度以後は名目手取り賃金変動率を基準として行われる。(✖)逆

 ★68歳到達年度前は「名目手取り賃金変動率」、68歳に到達した年度以後は「物価変動率」を基準

B 第3号被保険者の資格の取得の届出は市町村長に提出することによって行わなければならない。(✖)「日本年金機構」に提出

C 障害の程度の審査が必要であると認めた障害基礎年金の受給権者は、厚生労働大臣が指定した年において、指定日までに、指定日前1か月以内に作成された障害の現状に関する医師の診断書を日本年金機構に提出しなければならない。(✖)指定日前3か月以内

D 国家公務員共済組合の組合員、地方公務員共済組合の組合員又は私立学校教職員共済制度の加入者に係る被保険者としての氏名、資格の取得及び喪失、種別の変更、保険料の納付状況、基礎年金番号その他厚生労働省令で定める事項については国民年金原簿に記録するものとされていない。(〇)第2号被保険者では会社員のみが国民年金原簿に記録!

E 国民年金法によれば、給付の種類として、加入実績に基づき支給される老齢基礎年金、障害基礎年金及び遺族基礎年金と、第1号被保険者としての加入期間に基づき支給される付加年金、寡婦年金及び脱退一時金死亡一時金があり、そのほかに国民年金法附則上の給付として特別一時金及び脱退一時金死亡一時金がある。(✖)

~~~解答群~~~
A ✖
B ✖
C ✖
D 〇
E ✖

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2020  国民年金法[問 7]

~~~問題文~~~

国民年金法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
A 日本年金機構は、あらかじめ厚生労働大臣の認可を受けなければ、保険料の納付受託者に対する報告徴収及び立入検査の権限に係る事務を行うことができない(〇)

B 老齢基礎年金のいわゆる振替加算の対象となる者に係る生計維持関係の認定は、老齢基礎年金に係る振替加算の加算開始事由に該当した日を確認した上で、その日における生計維持関係により行うこととなる。(〇)

C 遺族基礎年金の受給権者である配偶者が、正当な理由がなくて、指定日までに届書を提出しないときは、当該遺族基礎年金は支給停止するとされている(✖)★支払を一時差し止めることができる

D 年金給付の支給を受ける権利については「支払期月の翌月の初日」がいわゆる時効の起算点とされ、各起算点となる日から5年を経過したときに時効によって消滅する。(〇)

E 国民年金基金が厚生労働大臣の認可を受けて、信託会社、信託業務を営む金融機関、生命保険会社、農業協同組合連合会、共済水産業協同組合連合会、国民年金基金連合会に委託することができる業務には、加入員又は加入員であった者に年金又は一時金の支給を行うために必要となるその者に関する情報の収集、整理又は分析が含まれる(〇)

~~~解答群~~~
A 〇
B 〇
C ✖
D 〇
E 〇

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2020  国民年金法[問 8]

~~~問題文~~~

国民年金法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
ア  被保険者から、預金又は貯金の払出しとその払い出した金銭による保険料の納付をその預金口座又は貯金口座のある金融機関に委託して行うことを希望する旨の申出があった場合におけるその申出の受理及びその申出の承認の権限に係る事務は、日本年金機構に委任されており、厚生労働大臣が自ら行うことはできない(〇)

イ  被保険者の資格又は保険料に関する処分に関し、被保険者に対し、国民年金手帳、出産予定日に関する書類、被保険者若しくは被保険者の配偶者若しくは世帯主若しくはこれらの者であった者の資産若しくは収入の状況に関する書類その他の物件の提出を命じ、又は職員をして被保険者に質問させることができる権限に係る事務は、日本年金機構に委任されているが、厚生労働大臣が自ら行うこともできる。(〇)

ウ  受給権者に対して、その者の身分関係、障害の状態その他受給権の消滅、年金額の改定若しくは支給の停止に係る事項に関する書類その他の物件を提出すべきことを命じ、又は職員をしてこれらの事項に関し受給権者に質問させることができる権限に係る事務は、日本年金機構に委任されており、厚生労働大臣が自ら行うことはできない出来る(✖)

エ  国民年金法第1条の目的を達成するため、被保険者若しくは被保険者であった者又は受給権者に係る保険料の納付に関する実態その他の厚生労働省令で定める事項に関する統計調査に関し必要があると認めるときは、厚生労働大臣は官公署に対し、必要な情報の提供を求めることができる(〇)

オ  国民年金原簿の訂正請求に係る国民年金原簿の訂正に関する方針を定め、又は変更しようとするときは、厚生労働大臣は、あらかじめ社会保険審査会諮問しなければならない。(✖) 社会保障審議会に諮問(名称注意!)

~~~解答群~~~
ア〇    A (アとイ) 
イ〇    B (アとウ)
ウ✖    C (イとエ)
エ〇    D (ウとオ) 
オ✖    E (エとオ) 

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2020  国民年金法[問 9]

~~~問題文~~~

任意加入被保険者及び特例による任意加入被保険者に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

【質問】
A 68歳の夫は、65歳以上の特例による任意加入被保険者として保険料を納付し、令和●年4月に老齢基礎年金の受給資格を満たしたが、裁定請求の手続きをする前に死亡した。死亡の当時、当該夫により生計を維持し、当該夫との婚姻関係が10年以上継続した62歳の妻がいる場合、この妻が繰上げ支給の老齢基礎年金を受給していなければ妻には65歳まで寡婦年金が支給される。(✖寡婦年金が支給されない

★ 任意加入被保険者として保険料を納めても寡婦年金の支給要件にならない

B 60歳で第2号被保険者資格を喪失した64歳の者は、特別支給の老齢厚生年金の報酬比例部分を受給中であり、あと1年間国民年金の保険料を納付すれば満額の老齢基礎年金を受給することができる。この者は、日本国籍を有していても、日本国内に住所を有していなければ、任意加入被保険者の申出をすることができない。(✖)満期でなければできる

C 20歳から60歳までの40年間第1号被保険者であった60歳の者は、保険料納付済期間を30年間、保険料半額免除期間を10年間有しており、これらの期間以外に被保険者期間を有していない。この者は、任意加入の申出をすることにより任意加入被保険者となることができる。(〇) 30+10/2=35年 満期でないので申出 任意加入被保険者となれる

D 昭和60年4月から平成6年3月までの9年間(108か月間)厚生年金保険の第3種被保険者としての期間を有しており、この期間以外に被保険者期間を有していない65歳の者は、老齢基礎年金の受給資格を満たしていないため、任意加入の申出をすることにより、65歳以上の特例による任意加入被保険者になることができる。(✖)???複雑!

E 60歳から任意加入被保険者として保険料を口座振替で納付してきた65歳の者は、65歳に達した日において、老齢基礎年金の受給資格要件を満たしていない場合、65歳に達した日に特例による任意加入被保険者の加入申出があったものとみなされ、引き続き保険料を口座振替で納付することができ、付加保険料についても申出をし、口座振替で付することができる(✖)???複雑!

★ 特例による任意加入被保険者期間は、付加保険料は納付できない

~~~解答群~~~
A ✖
B ✖
C 〇
D ✖
E ✖

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2020  国民年金法[問10]

~~~問題文~~~

任国民年金法に関する次のアからオの記述のうち、誤っているものはどれか。

【質問】
ア  第1号被保険者期間中に15年間付加保険料を納付していた68歳の者が、令和●年4月に老齢基礎年金の支給繰下げの申出をした場合は、付加年金額に25.9%を乗じた額付加年金額に加算され、申出をした月の翌月から同様に増額された老齢基礎年金とともに支給される。(✖25.2%を乗じた額  3年分36月 × 7/1000 = 252/1000 = 25.2%

老齢基礎年金の支給繰下げの申出をした場合は、付加年金額についても増額

イ  障害基礎年金の受給権者であることにより法定免除の要件に該当する第1号被保険者は、既に保険料が納付されたものを除き、法定免除事由に該当した日の属する月の前月から保険料が免除となるが、当該被保険者からこの免除となった保険料について保険料を納付する旨の申出があった場合申出のあった期間に係る保険料を納付することができる(〇)

ウ  日本国籍を有しない60歳の者は、平成7年4月から平成9年3月までの2年間、国民年金第1号被保険者として保険料を納付していたが、当該期間に対する脱退一時金を受給して母国へ帰国した。この者が、再び平成23年4月から日本に居住することになり、60歳までの8年間、第1号被保険者として保険料を納付した。この者は、老齢基礎年金の受給資格期間を満たしている(✖)

★保険料納付済期間が「8年」なので、老齢基礎年金の受給資格期間を満たしていない

エ  令和●年4月2日に64歳に達した者が、平成18年7月から平成28年3月までの期間を保険料全額免除期間として有しており、64歳に達した日に追納の申込みをしたところ、令和●年4月に承認を受けることができた。この場合の追納が可能である期間は、追納の承認を受けた日の属する月前10年以内の期間に限られるので、平成22年4月から平成28年3月までとなる。(〇)

オ  第1号被保険者が、生活保護法による生活扶助を受けるようになると、法定免除事由に該当した日の属する月の前月から保険料が免除になり、当該被保険者は、法定免除事由に該当した日から14日以内に所定の事項を記載した届書を市町村長に提出しなければならない。(✖)

~~~解答群~~~
ア✖
イ〇
ウ✖
エ〇
オ〇

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